喘息とは、空気の通り道である気道という点が、炎症を起こし、その炎症によって気道が狭くなり、空気が通りにくくなることをいいます。炎症を起こした気道はとても敏感で、冷たい水やホコリやタバコなど、健康な気道ならなんともないものでも、すぐに反応してしまいます。そして、反応することによって発作が出て、息苦しくなってしまうのです。喘息の発作は、ヒューヒューと笛が鳴っているような独特の呼吸音を発し、主に夜中や明け方に集中的に発作が出ます。昼間の起きているときはほとんど発作は起こらないので、喘息持ちだとわからないことも多いでしょう。でも、実は、症状がないときでも気道は常に炎症(原因としては、ウイルスや細菌への感染、外傷や火傷、アレルギー反応などが考えられます)を起こしているので、タバコやほこりなどのささいな刺激でも発作が起きてしまいます。もしも、この気道の炎症を放っておいたら、気道粘膜が変化してしまい、気道が狭くなったまま元に戻らなくなってしまう可能性があります。ですので、喘息は早期の治療(有効な方法が確立されてないことも少なくありません)が必要で、継続的に治療(医学の発達と共に進化していくことが多いです)を行なっていくことが非常に大切です。症状が少し改善しても炎症は完全には治っていないので、個人の判断で治療をストップしてしまうのは非常に危険です。勝手に治療を中断してしまったりすると、気道の炎症が悪化して重症になってしまう可能性があります。喘息は基本としては完治することは難しく、なるべく発作が起こらないように上手く喘息と付き合っていくしかないと言われています。喘息と上手く付き合っていくためには、なるべく初期の段階で治療を始め、炎症を悪化させてしまう原因を細かくチェックし、それに対して十分に気をつけることが喘息を軽減するための近道なのですー